2012年7月14日土曜日

逡巡



このところ一週間ばかり狙いが定まらない。
いや、思考が定まらない。

これまでの自分と違う自分を見出し、
その扱いに四苦八苦し、当惑している。

彼から、
最近おとなしいね、どうしたの?
SMSがあったのはいつのことか。

違う世界に住んでいるし、
逐一こちらの状況を説明しているわけでもない。
6月はバッタ達の学校行事で大変だし、
手を染めてしまった活動やら、
仕事関係での出張など、
確かに忙しかった。

それでも、
そう言われてしまうと、心が沈む。

去年の6月だったか。
彼がアジアの或る国のセミナーで講師として呼ばれているから、
その時に会えないか、と
連絡してきたのは。

そのセミナーの知らせは、今でもサイト上に存在するが、
結局実現はしなかった。
人道的な問題で彼の国が国連に叩かれ、
政治的な圧力とやらで、お流れになったと聞いた。

あの時は、
旅の準備をしていたわけではないが、
心の準備はできていて、
なんだか、肩透かしを食らった思いがしたもの。

彼との関係は、憧れの世界に止まり、現実社会とは一線を画していると思うことにし、心の中で処理してきた。

それが、今回、メールで、日本に行くのであれば、アジアの某国経由にしないか、と連絡が来る。

そうか。
日本にこの夏、少しだけ行くことを、彼には伝えていなかった。もうチケットだって買ってしまっている。
そうか。
だから、この間、SMSで出張のスケジュールを聞いてきたのか。

8月初旬の10日間、アジアの某国で講習会があるという。
彼は軍のベースに寝泊りすることになるが、
恐らく、外出できるであろう、という。

慌てて日程を見る。
行けるなら、週末。
それでも、航空チケットは日本に行くだけの値段。

しかも、果たして本当に彼は外出ができるのか。

ロンドンで夕食を一緒に、というのであれば、
多くの人には気違い地味ていると思われるだろうが、
多分、なんとか遣り繰りをして行くだろう。

ただ、12時間以上も飛行機に乗った、その末に、
夕食をともにする、
それだけの為に?
しかも、ひょっとしたら彼とは会えないかも知れないのに?

どうしたのだろう。
今までだったら、彼と会えるチャンス、
一時であっても、声が聞けるチャンスであれば、
すぐにもしがみついたと思う。

恐いのかな。
こうして彼と再会してしまい、
それでも、彼とは未来を語る関係ではないことに変わりはなく、
そうして、人生の謂わばヒーローの様な存在が、現実となってしまうことが。

自分で自分をもてあましている。

彼からは、招待国からの正式コンファームが未だないとの連絡。

今回を逃すと、本当にこれからも会えない気がする。

彼とは未来を語れないからか。
自分の心の変化に戸惑う。

ひまわりの黄色い花弁は
かっきりと輪を作っていて何も答えてくれない。




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