2016年11月13日日曜日

主のいなくなった洋服たち









バッタ達の小さくなった洋服。もとい、彼らが大きくなったから着れなくなった洋服。
一つ一つが思い出あって、頬ずりしたくなるものばかり。せっかくだから譲ろうと思いつつも時間がなくて、バッタ達が勝手に袋詰めにしていた。

10歳と8歳の女の子のママである知り合いに声を掛けると、二つ返事で見に来るという。
慌ててバッタ達の部屋から袋をサロンに持ち込むと、ある、ある。10以上もの袋がどっさり。

友人の子供たちは大騒ぎで喜んで自分たちに合ったサイズを探し回った。
友人は箪笥の余裕がないからと言いながらも、大きな袋三つにぎゅうぎゅう詰めにして、厳選した洋服を持って行ってくれた。

それでも、たっぷり残っている。取り敢えずは、大きな袋にぎゅうぎゅう詰めにした三つの袋を、寄付の箱に入れることにする。

末娘バッタが8歳の時に着ていたパジャマが今でも新品のように出てきた。
どこかの誰かが、このパジャマを喜んで着てくれると嬉しいけど。

色がかすんでいても、生地がしっかりとしていて、風合いある息子バッタの洋服はどうしようか。

寄付するに限るんだろうな。
まあ、もうちょっと、大切にとっておこうか。

かくして、漸く半分には減ったものの、相変わらず主のいなくなった洋服たちをどっさりと袋に詰め直す。

次の機会まで。




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2 件のコメント:

  1. その瞬間は逃したのですが夜が深まって眺めた月は本当に美しかったです。心なしかいつもより小さく暈に包まれて非常な神秘的な輝きでした。子供たちは成長大きく嬉しいばかりですね。親は小さくなりますが自身にとっても子供たちにとっても輝いていたいと思っています。近頃滅入りこんでいる私のいう言葉ではないのですが・
    私は洋服などは家族と皆同じ年代のいとこたちがいたので即喜んで使ってもらいました。でもそれはたくさんのぬいぐるみが大きなコッフルの中に残っています。暑い夏のある日皆洗濯ベランダ中に干した時は壮絶でした。いつか引き取ってくれるのでしょうか?

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  2. fleur de selさん、今日は。
    コメントありがとうございます。

    お嬢さんたちのぬいぐるみが、真夏日に総勢ベランダに虫干しされている様子、それはそれは壮観でしたでしょうね。ぜひお写真、拝見したいです!いいなぁ。ふふふ。きっとお二人とも、ママのところが落ち着くのよ、とばかりに、なかなか引き取らないのではないでしょうか。

    先日、大学の時の友人が当時の写真を送ってくれたのですが、私が着ていたシャツを娘が着ていて大笑いしました。

    これからも心が豊かになる沢山のお料理楽しみにしています💛

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