2013年12月24日火曜日

サンタクロースへのお願い








性悪な人が及ぼす問題は、普通の人には彼らがもたらすプレッシャーには耐えきれないってことだよ。このプレッシャーは本質的に悪と同一のものなんだ。
ノエルの時期に精神的な疲れを癒すんだよ。自分のことを考えて。時には自分が好きなことをするんだよ。
それより、一体サンタクロースに何をお願いしたの?


そんなメッセージが送られたきたのは一週間前か。
いつものように短くて、そして深い示唆に富む内容。

本当なら、すぐに返事を書くところだけど、最後の一文に戸惑ってしまった。

勿論、他愛のない友人同士の季節の挨拶として、さりげなく流すこともできる。父親が子供に尋ねるような、親愛の情を汲み取ることもできる。親しい友人から、一歩踏み込んだ関係になることを思い描くことさえできる。


まるでチェスじゃないか。

ゆっくりと、ゆっくりと、様々な手を考える。こちらの動きで相手の対応も当然変わってくる。


それよりも、本当にサンタクロースに何をお願いしようか。
本当に欲しいものは自分で手に入れなきゃいけないことは、十分わかっているし、幸せは自分が感じ取ることだってことも、良く分かっている。でも、そんなことじゃなくって、もっと夢があって、サンタクロースにだからこそお願いできること。


紀元前の建築物、ローマのパンテオンの中に入って、その荘厳な空間に圧倒された感覚が甦る。


調和のとれた均一な世界に、ドームの天窓から神々しくも魅惑的な太陽の光の束。


その降り注ぐ光のようなキスを愛する全ての人々に届けて欲しい。



Joyeux Noël!





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