2012年10月19日金曜日

幸せになるには ~まずは秋を感じる温泉に浸かり『後生楽』と唱えよう


6年間のニューヨーク駐在を終えた友人一家が、この秋、日本に帰る。
一年前頃から、何とかしてニューヨークに残る方策を練っているとメールが舞い込むようになる。
辞令が出ると、まるで自分のお通夜の知らせのようなメールが飛び込む。
ニューヨークを離れる日には、「今JFKに向かっています。NYよ、さよなら」なんてSMSが届く。

それから、
毎週の様に泣き言。
満員電車は辛い、毎日のミーティングが長い、などなど。

そして、今日、
「日ごとに笑顔が減っている。俺ばかりじゃなく、家族皆。一体なんで日本に帰ってきたのか。日本人だからか。でも、俺達、そんなに日本人的じゃないよ。」
なんて、書いてくるから、ついつい。。。こんな風に書き送ってしまう。

幸せは、自らが幸せになりたいと強く要求し(たとえそれが深層心理であっても)、自らが感じるものです。幸せは探しても、どこにも転がっていません。
日本に帰ると決めたからには、取り敢えずは、そこで幸せになろう、と皆で決意する必要があると思います。父親、母親が、率先して、そう思わねばなりません。

嫌だ、辛い、と思ってしまったら、本当に、その様に感じ、実際に、そうなってしまうのです。

人生は一回だけ。この一瞬も、絶対にまたやってきません。正に鴨川に流れる水の如し、なのです。

この一瞬をどう生きたいのか。そう思ったら、答えは自ら出てくると思います。

子供達はいつか飛び立って行きます。この二年、三年が、親子4人で一緒に暮せる時期です。今しかないのです。
で、あれば、辛いと悩むなんて非生産的なことをせずに、もっと前向きに幸せを掴み取って、感じとっていこう、と思わずにはいられませんが、どうでしょうか。

と、僭越にも申しましたが、私なんて、本当に馬鹿みたいに、幸せ探しをしています。
理解することと悟ることの違いなんて、高校時代に分かったつもりでしたが、今だに実践できずにいます。

親に笑顔がなければ、敏感な子供は幸せを感じられなくなってしまいます。
おっとさん。ここが踏ん張り時でしょう。おっかちゃんと二人で、子供達に明るい笑顔を。そして、俺達がしていることは、世界で一番楽しくって、さいこーなんだぜ、って思わせないで、なんで親やっているんでしょ!

ほら!
取り敢えずは、週末、秋が感じられる温泉にでも浸かって、皆で『後生楽』と唱える。。。なんて、どうでしょ?
さぁ、ごしょらく、ごしょらく!!!


返事が来る。

「ありがとう。基本的に俺は楽観的。だけど、大きな変化に戸惑っているんだよ。そうさ、世界で一番幸せ者だよ。素敵な家族と友達に恵まれて。なんとかなるさ。じゃ、楽しい週末を」

う~ん。
慌てて書き送る。

ま、無理せず。そのうち、どうでしょ。どこかで子供の為のキャンプでも、やりましょよ。
アジアのどこかで。ほら、NYは物価が高いから。
ね、そんな感じにしませんか?とりあえず、今は軍資金を。。。
では、良い週末を!



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皆さんからのコメント楽しみにしています

2 件のコメント:

  1. あかうな21/10/12 18:17

    クッカバラさん お久しぶりです。 私も日本を離れて11年になりました。帰ったらどうなるのかな。でも、運転免許、いまだに更新しています。子供たちが将来どこでくらすかなんてわかりませんよね。NY 住んでたんですね。お友達。すごいなあ。。。

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  2. あかうなさん!

    コメントありがとうございます。
    お返事しようとしたのですが、何故かはじかれてしまって上手くいきませんでした。今度は大丈夫かな。

    いつか子供達は巣立って行きますよね。その時、どうするか。あかうなさんは?お気持ち、もう、定まっていらっしゃる???

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